[2010/07/29] 平成19年度に文部科学省では、授業における効果的なICT活用のいっそうの促進を図るため、『学力向上ICT活用指導ハンドブック』を作成し、ICTの教育への活用のメリット等を紹介している。また2010年2月には、「スマート・クラウド研究会」のスマート・クラウド戦略の中間報告が公表されているが、その中で「教育におけるICT活用の徹底」が提唱されている。
学校や教育委員会単位で開設しているポータルサイトや個別の校務システム、学校運営の状況についての評価や情報提供のシステム等を「教育クラウド」に統合し、SaaS 等を通じて提供を行うことにより経費節減や負担軽減が可能となる。また、教育現場で使われるデジタル教材やナレッジデータベースを「教育クラウド」を介して全国に提供することにより、ICT機器を活用して、お互いが教え合い、学び合う「協働教育」(フューチャースクール)の実現に効果が高いと期待される。
さらに、世界各地での利用も期待されている、クラウドサービスを活用した遠隔教育において、仮想的にシステムやサービスを構築することが容易になるため、今までの座学の遠隔教育に留まらず、システム開発演習等も可能となり、教育機関間の連携に効果が高いと期待される。
海外業界レポート 『教育分野における情報化の先進事例の実態調査』 ダウンロード
ガバレッジ国 | 141 ヶ国 |
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エキスパート国籍 | 138 ヶ国 |
対応言語 | 340 言語 |
エキスパート | 14,369 名 |
海外提携企業 | 421 社 |