ブラジルの基礎情報のおさらい

ブラジルの基礎情報のおさらい

[2011/09/15]

ブラジル(正式的にはブラジル連邦共和国ポルトガル語: República Federativa do Brasil)は、南米大陸で最大の面積を誇り、チリとエクアドル以外の全ての南米諸国(合計12カ国)と国境を接している。国土面積は世界第5位であり、日本の約22.5倍。アメリカ合衆国(アラスカを除いて)とロシアを除いたヨーロッパ全土より大きい。首都はブラジリアであるが、経済の中心はサンパウロ市。人口はおよそ1億9千万人(2010年、ブラジル政府統計より)で、国内総生産は2兆ドルを超えて、世界7位(2010年、世界銀行と国際通貨基金)。さまざま角度からみても、投資機会の魅了的な国である。

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長い間、対外債務とインフレに悩まされたブラジルであるが、1994年になって、新通貨レアルとともに「レアル・プラン」と呼ばれるドル・ペッグ制を導入することによって、ハイパーインフレを抑えることに成功した。その後、1999年に起こったブラジル通貨危機により、一時は国家破綻寸前まで陥るが、IMFと米国の緊急融資により、破綻は回避された。
カルドーゾ政権下で成長を遂げるようになり、ルーラ政権では発展途上国向けの貿易拡大が行われ、ブラジルは累積債務問題の解消へ向かう。その後の経済回復とともに、2007年には国際通貨基金への債務を完済し、債務国から債権国に転じた。

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現在ではロシア、中華人民共和国、インドと並んで「BRICs」諸国の一つの代表的な存在に挙げられるまでに経済状態が拡大し続けている。

ブラジル進出支援コンサルタントFabio

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