中国関連ニュース 001

中国関連ニュース 001

[2010/06/04]    英国政府は今年一月、10代の学生全員に中国語を学習する機会を与えるべきだと表明した。現在、中国語を教えている中学校は7校中1校の割合に過ぎない。英産業連盟によると、中国語もしくは広東語を話すことができる人材を求める企業は全体の38%とフランス語の52%、ドイツ語の43%に迫る結果となった。

  

[2010/06/04]    中国語人材の需要が世界中で高まっている。米国の現代言語協会によると、2006年に全米の大学で履修された外国語講座数は、アラビア語と中国語が特に人気であり、中国語の受講者は4年前に比べ50%増加した。中国での経済発展が注目されており、これを背景に中国語人材の需要が急増しているからである。

  

[2010/06/04]    日本政府は今年の7月から中国観光客用観光ビザ発給条件を緩和する。申請時の年間所得の条件を25万元(約330万円)から6万元(約85万円)とした。それに伴い、関連業界では中国語通訳や翻訳・ガイドなどの対応を急いでいる。

  

[2010/06/04]    1980年代後半から高まったニュージーランドにおける日本語教育の需要は、近年の中国語人気を背景に、減少しつつある。ニュージーランド教育省のレポートによると、2000年の初等学校での日本語学習者は2万3051人と他の言語と比べて最も多かったが、2009年にこれが1万7647人に減少。一方、ニュージーランドにおける初・中・高等学校の中国語教育実施率は倍増と、中国語需要が高まっている。

  

[2010/06/04]    中国語の表記には繁体字(はんたいじ)と簡体字(かんたいじ)の2種類ある。繁体字中国語古来の漢字表記であり、主に台湾香港などで使用されている一方、中華人民共和国が国家成立後に制定した簡素化された漢字を簡体字と呼ぶ。従って中国本土では簡体字が使用されている。

  

→ アップデート記事一覧へ

  


ページの先頭へ