ラテン語翻訳のリライト

ラテン語翻訳のリライト

クロスインデックスには、リサーチコンサルティング部、通訳翻訳部という2つの事業部がございます。
このコラムは、通訳翻訳部のコーディネーターによる、日々の業務を通しての雑感です。

  

[2010/07/14]    クロスインデックスは、各分野の研究者の方から、ラテン語翻訳ラテン語翻訳リライトのご依頼いただいております。生物学や博物学に関する文献のラテン語から日本語への翻訳や、そのラテン語翻訳文書リライトなどがその大半を占めます。
ラテン語はすでに日常語としての地位こそ失ったとはいえ、西欧キリスト教世界においては宗教、文化、学術上の共通語としての地位を今に至るまで保ち続けています。また、動物や植物の学名はラテン語で付けることが基本であり、ラテン語は学術用語としては今も現役で使用されていると言えます。
ラテン語リライトとは、内容・論理性、語法、用法等において完全でないラテン語翻訳文書を、自然で、正しく意味の通る文章に書き直す作業です。特に学術的な文献に関するラテン語翻訳ラテン語翻訳文書リライトは難解な作業になる事があります。そのためインターネットや文献、辞典を用いた調査と、翻訳者や、時にはクライアントとの密なコミュニケーションが原稿の完成度を上げるうえで重要になります。

(T.T.より)

  

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