日本に滞在している外国人ナレーターと外国人タレントのスタンス

日本に滞在している外国人ナレーターと外国人タレントのスタンス

クロスインデックスには、リサーチコンサルティング部、通訳翻訳部という2つの事業部がございます。
このコラムは、通訳翻訳部のコーディネーターによる、日々の業務を通しての雑感です。

  

[2010/07/22]    テレビのコマーシャルに出演したり、ナレーションをする外国人タレント外国人ナレーターのほとんどが日本語も流暢に話せます。日本の文化や歴史に興味を持ち、日本語を熱心に学んだことが容易に推測できます。テレビに出演する外国人タレントの日本に関する知識の深さには目を見張るものがあります。
また、自国の文化や言語をとても大切にしている外国人タレントの姿をテレビで見ていると、語学に携わる者として、身の引き締まる思いがします。
コーディネーターの業務の中で、外国人ナレーターのお問合せをいただくことがあります。例えば英語ナレーションの場合、イギリス英語アメリカ英語オーストラリア英語など、地域により使用している語法、単語やイントネーションが相当異なるため、外国人ナレーターに仕事を相談する時は、どの国または地域の英語がよいかを確認するのが普通です。自分がどこの国のどの辺りの出身か、聞き手にどのような印象を与えるかまで自覚し、細かく説明することのできる外国人ナレーターも、プロであれば珍しくないのです。

(Y.M.より)

  

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