「日本語翻訳」と「和訳」

「日本語翻訳」と「和訳」

クロスインデックスには、リサーチコンサルティング部、通訳翻訳部という2つの事業部がございます。
このコラムは、通訳翻訳部のコーディネーターによる、日々の業務を通しての雑感です。

  

[2010/07/26]    日本語翻訳」と「和訳」は同じでしょうか。あまり翻訳に関わったことがない人には、同じように思われるかもしれません。あるいは、おぼろげながらも「違うのではないか」と思われている方もいるかもしれません。
日本語翻訳」と「和訳」には広義では共通点が多いのですが、そこには多くの違いもあります。
基本的に、「和訳」の目的は原文の読解力を試験等の際に示し、高い評価(点数)を獲得することにあると言って良いでしょう。「日本語翻訳」は、これに対し、原文の内容を忠実に読者に伝えることを目的として行うものです。
作業の過程も異なります。「和訳」では、語句や構文を決められた訳し方で処理することが重要視されます。一方「日本語翻訳」は、原文を読み、内容について調べて理解した上で、その理解の結果を日本語で書いていく作業のことなのです。

(T.T.より)

  

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