同時通訳と逐次通訳の違いとは

同時通訳と逐次通訳の違いとは

クロスインデックスには、リサーチコンサルティング部、通訳翻訳部という2つの事業部がございます。
このコラムは、通訳翻訳部のコーディネーターによる、日々の業務を通しての雑感です。

  

[2010/07/28]    同時通訳逐次通訳の何が違うのか。お客様からよく頂くご質問です。同時通訳は一流、逐次通訳は二流という考え方はできません。同時通訳が出来るからといって、逐次通訳がうまくできわけではないのです。同時通訳ばかりしていると、情報や数字を記憶の中に留めておける時間が極めて短時間になり、逐次通訳が出来なくなってしまうという弊害もあるほどです。
通訳者は、逐次通訳から始めてウィスパリング通訳を会得し、同時通訳が出来るようになったら、さらに高度な逐次通訳が出来るよう、終生学び続けなければなりません。
「稽古とは一から習い十を知り、十からかえる元のその一」それを体現するのが、通訳者なのです。

(K.M.より)

  

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