逐次通訳と放送通訳

逐次通訳と放送通訳

クロスインデックスには、リサーチコンサルティング部、通訳翻訳部という2つの事業部がございます。
このコラムは、通訳翻訳部のコーディネーターによる、日々の業務を通しての雑感です。

  

[2010/07/29]    逐次通訳は話者の話を適宜区切り、順次訳していく通訳です。一方放送通訳は外国の報道番組などをテレビ視聴者に向け訳出する通訳です。逐次通訳放送通訳には大きな違いがあります。
逐次通訳では商談などの場で発話者が一旦発言を終えた直後に訳出をします。放送通訳では基本的に外国で放映された録画を通訳者が目にして準備をしてから実際に通訳をするため、放送通訳者が最初に録画を視聴してから訳出作業を行うまでにはある程度、時間的な間隔があるのです。
もちろん放送通訳でも、政変などの世界的緊急ニュースを取り扱う際は瞬時の対応が必要となる場合もあります。そのため逐次通訳放送通訳はいずれも、柔軟性と瞬発力を併せ持った通訳者による対応が必要であると言えます。

(K.T.より)

  

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