韓国語翻訳から分かる韓国語と日本語の違い

韓国語翻訳から分かる韓国語と日本語の違い

クロスインデックスには、リサーチコンサルティング部、通訳翻訳部という2つの事業部がございます。
このコラムは、通訳翻訳部のコーディネーターによる、日々の業務を通しての雑感です。

  

[2010/08/16]    韓国語翻訳には韓国語ネイティブのチェックが欠かせません。韓国語には日本語以上に敬語に関する決まりが多いため、日本語から韓国語への翻訳の場合はもちろん、韓国語から日本語への翻訳の場合でも、微妙な違いが意味上の大きな違いにつながることが多いのです。
言語学の観点で言うと、韓国語は基本語順がSOV型で、膠着語(こうちゃくご:単語に助詞や活用語尾などの接辞が付くことで文法が成立する言語)であるという意味で日本語と類似しています。
とはいえ敬語表現が顕著に出る韓国語の人称代名詞は日本語のもの以上に複雑です。例えば、韓国では、妹から見て兄・姉を呼ぶ場合と、弟から見て兄・姉を呼ぶ場合では呼び方が異なります。その他親族の呼び方も父方・母方で異なります。文法構造は、かなり似たもの同士の日本語韓国語ですが、細かく見てゆくと異なる点が目立ちます。

(Y.M.より)

  

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