逐次通訳という職業

逐次通訳という職業

クロスインデックスには、リサーチコンサルティング部、通訳翻訳部という2つの事業部がございます。
このコラムは、通訳翻訳部のコーディネーターによる、日々の業務を通しての雑感です。

  

[2010/08/31]    通訳業は、翻訳業と並んで言語に関する職業の代表格です。
ただ、ひとくちに通訳といっても、ウィスパリング通訳同時通訳逐次通訳など種類はさまざまです。逐次通訳は、語り手の話を適宜区切って順次通訳していきます。TVなどで、外国の俳優や企業家の言葉を、逐次通訳者がよどみなく日本語に置き換えていく姿をご覧になった方は多いでしょう。とても自然で当たり前のように見える逐次通訳ですが、複数に入り組んだトピックを、比較的短い時間で聞き手に分かりやすく伝えるために、逐次通訳者の頭の中はいつもフル回転しています。そして頭の中と同じように、その手はメモをとるのに忙しく働いています。メモ取りは逐次通訳のみならずウィスパリング通訳同時通訳でも需要です。
こうして通訳者は業務中、その頭と手を常に最大限に運動させているのです。

(T.T.より)

  

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