地域により表現が違うポルトガル語の翻訳

地域により表現が違うポルトガル語の翻訳

クロスインデックスには、リサーチコンサルティング部、通訳翻訳部という2つの事業部がございます。
このコラムは、通訳翻訳部のコーディネーターによる、日々の業務を通しての雑感です。

  

[2010/09/21]    経済発展が著しいBRICsの一角ブラジル。そのブラジルにおける公用語であるポルトガル語翻訳依頼は、昨今ますます増える傾向にあります。
ポルトガル語翻訳を承る際、クロスインデックスはこれからも、そのポルトガル語翻訳文書がどの地域で用いられるものであるかの確認を怠りません。
ポルトガル語を母語とする人口は現在約2億人で、ポルトガル語話者数は全言語中で10位内に入っています。ポルトガル語話者ポルトガルとその旧植民地に、複数の大陸にまたがって存在しているため、地域によって語彙や細かな表現の違いが多く発生します。
2008年5月、ポルトガル議会は以後6年の間に、綴りを現在のものからブラジル式に変更する法案を可決しました。これによりポルトガル語表記は統一されつつありますが、現在まだその過渡期にあるため、ポルトガル語翻訳をする場合は、どの地域で使用されるのかを確認する必要があり、クロスインデックスはこうした対応を得意としています。

(T.T.より)

  

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