レセプションパーティーでの逐次通訳と服装

レセプションパーティーでの逐次通訳と服装

クロスインデックスには、リサーチコンサルティング部、通訳翻訳部という2つの事業部がございます。
このコラムは、通訳翻訳部のコーディネーターによる、日々の業務を通しての雑感です。

  

[2010/09/24]    国際会議で活躍する逐次通訳者は、会議の後のレセプションパーティーにおける主催国の代表者による挨拶などの際にも、非英語話者の大臣や高級官僚の方のために逐次通訳業務を行う場合が多々あります。最近では、英語に堪能な大臣や官僚の方も多いものの、「おもてなし」の心から、ゲストの母国語を自在に操ることのできる逐次通訳者のご依頼件数は増加傾向にあるのです。そんな時、「黒子」であるべき通訳者は、どのような服装で臨めばよいでしょうか。
ドレスコードがあれば簡単ですが、とにかく通訳者は、逐次通訳者を必要とする方よりも目立つスタイルではいけませんし、逆に、場の雰囲気を損なうほどに地味な装いをしてもなりません。
通訳エージェントは多くの場合、服装通訳者自身の常識的判断に任せます。しかし、一任した結果が失敗に終わることは決して許されません。言語以外でも、こうしたところに気を配らなければならないところが、逐次通訳を手配する、悩ましいところでもあるのです。

(K.M.より)

  

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