同時通訳のメリットとデメリット

同時通訳のメリットとデメリット

クロスインデックスには、リサーチコンサルティング部、通訳翻訳部という2つの事業部がございます。
このコラムは、通訳翻訳部のコーディネーターによる、日々の業務を通しての雑感です。

  

[2010/09/28]    同時通訳メリットのひとつに、それを導入することで多言語会議を短時間で行うことができるという点が挙げられます。話し手と通訳が交互に話をする逐次通訳と比べ、同時通訳では発話者が話すのとほぼ同時進行で通訳が行われるため、会議の所要時間を長く取らなくて済みます。
一方、同時通訳デメリットとしては、同時通訳用の特別な設備の必要性から、会議等の開催場所が限られたり、設備費の負担が増えたりすることが挙げられます。
一般的に、同時通訳では通訳者がブースに入り、ブース内のマイクで拾った話し手の声をヘッドフォンで聞き取ります。聞き手に訳を届ける際に同時通訳者が使うのは手元の発信機です。
同時通訳逐次通訳よりも上」と認識されることもあるようですが、予算さえあれば通訳を導入する全て会議などは同時通訳で行うのが理想的というわけではありません。通訳のご利用時には同時通訳逐次通訳それぞれの特徴を踏まえたうえで、目的にあった形態を選択いただくことが大切です。

(T.T.より)

  

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