同時通訳のスキルについて

同時通訳のスキルについて

クロスインデックスには、リサーチコンサルティング部、通訳翻訳部という2つの事業部がございます。
このコラムは、通訳翻訳部のコーディネーターによる、日々の業務を通しての雑感です。

  

[2010/06/11]    同時通訳は非常に高度なスキルが必要なため、現場で活躍されている同時通訳者のほとんどが同時通訳専門の学校で学んだ経験があり、多岐にわたる非常に高度な通訳技術を習得しています。
聞き取った情報を別の言語に瞬時に頭の中で翻訳し、翻訳と同時に聞き手に伝える作業を行います。また、会話の途中で話者の話を止めることができないので、どんなに経験を積んだ通訳者でも事前の念入りな準備が必ず必要になります。
以前、通訳学校同時通訳の講師をされている方とお会いする機会があったのですが、同時通訳者に求められるものの割合は、経験・実力3割、事前準備7割とおっしゃっていました。
テレビの画面に映る同時通訳者のイメージはとても華やかですが、見る人を唸らせる高いスキルは、舞台に立つ前の入念な下準備と、日々通訳技術を磨く地道な精進のたまものなのです。

(Y.M.より)

  

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