フランス語をテープ起こししてみると

フランス語をテープ起こししてみると

クロスインデックスには、リサーチコンサルティング部、通訳翻訳部という2つの事業部がございます。
このコラムは、通訳翻訳部のコーディネーターによる、日々の業務を通しての雑感です。

  

[2010/06/11]    媒体に録音された会議録や講演、座談会、インタビューなどの音声をICレコーダーなどに録音しておき、後に文章に起こすフランス語のテープ起こし。たとえばフランス語の座談会の内容をテープ起こしすると、実際の会話上ではたいした長さに思えなくても、文章にしようとすると相当な分量であることを実感します。
フランス語テープ起こしでは基本的に、発言中の「えー」「そのー」「あのー」などの発声等は起こさず、その他は聞こえた通りに起こします。それは「バリ取り」と呼ばれる作業です。それなりに不要な部分を削ったとしても、フランス語テープ起こし作業には、元もとの音声時間の4倍~5倍の時間がかかります。60分間のフランス語の会話のテープ起こしをするには、60×5=300分(5時間)かかる計算です。普段何気なく発する言葉の重みを、あらためて認識させられます。

(T.T.より)

  

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