イタリア語テープ起こしの「起こし」とは

イタリア語テープ起こしの「起こし」とは

クロスインデックスには、リサーチコンサルティング部、通訳翻訳部という2つの事業部がございます。
このコラムは、通訳翻訳部のコーディネーターによる、日々の業務を通しての雑感です。

  

[2010/06/11]    「2人のイタリア人が水中で話すと水中を進むだろう」というジョークがあります。イタリア人の身振り手振りの大きさを面白く語ったものです。「イタリア人の手を縛ったら話せなくなるだろう」というジョークもあります。でも、実際には(当然ながら)イタリア語の会話は画像が無くても理解できます。その証拠に、というわけではありませんが、我々クロスインデックスはイタリア語テープ起こしサービスを映像を見ることなくご提供させて頂いております。
音声をICレコーダー等でデジタル式に録音する現代、テープ起こしという言葉は古めかしく聞こえますが、録音媒体は変われども、音声をテキストに変換する音声起こしテープ起こし)には色あせることの無い絶対的な価値があります。
まずは重い音声データが軽くなる。そしてキーワード検索で取り出したい情報に関連したファイルを漏れなく抽出できるようになる。さらに、ライブ(即興)的性格を持った講演、会議、座談会等での発言には、どもったり、次の言葉を考えたりする無駄な部分が含まれることも考慮すると、イタリア語の音声をそのまま録音したデータに比べ、テキストに変換したテープ起こし原稿には、ビジネス的な観点から見て貴重な価値があることが分かってきます。
長年保存するに値する資料を作り出すという意味においてもイタリア語テープ起こしは大変有用なサービスと言えます。そう考えると「テープ起こし」とはよく言ったもの(音声記録媒体の中で眠ってしまっている情報を目覚めさせるという、クロスインデックスのイタリア語テープ起こしサービスの姿をよく映し出した言葉)なのかも知れないと思うのでした。

(A.K.より)

  

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