英語同時通訳者の相性

英語同時通訳者の相性

クロスインデックスには、リサーチコンサルティング部、通訳翻訳部という2つの事業部がございます。
このコラムは、通訳翻訳部のコーディネーターによる、日々の業務を通しての雑感です。

  

[2010/11/10]    英語同時通訳者を手配する際、注意すべき事柄の一つとして、同時通訳者同士の「相性」が挙げられます。過去にお互い諍いがあったというような深い問題から、「何となく息が合わなかった」というレベルのものまで相性を決める要素は様々です。
同時通訳者は、最低2名から4名で対応します。ある同時通訳者が非常にゆっくりと、わかりやすく訳出するのに対し、パートナーの同時通訳者が早いスピードで訳出するために、その個性の歴然とした違いに聴衆が戸惑ってしまい、講演に集中できないというようなことがあってはなりません。またこうしたテンポ感のずれは、同時通訳者同士の仕事の能率にも悪影響を与えます。
私ども通訳コーディネーターがある同時通訳業務を「この英語同時通訳者に依頼したい」と考えた時には、その英語同時通訳者が推薦する英語同時通訳者をパートナーとして検討することが非常に多くあります。こうした工夫によっていかに顧客満足度を高めるかが、通訳コーディネーターの腕の見せ所です。

(K.M.より)

  

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