感覚的な表現のフランス語添削

感覚的な表現のフランス語添削

クロスインデックスには、リサーチコンサルティング部、通訳翻訳部という2つの事業部がございます。
このコラムは、通訳翻訳部のコーディネーターによる、日々の業務を通しての雑感です。

  

[2010/11/17]    過去のフランス語添削案件で印象に残っていることがあります。
そのときの添削対象は商品のキャッチコピーで、お客様からお寄せ頂いた原稿は、もともと日本語で作られたキャッチコピーフランス語直訳したものでした。添削作業にあたったフランス語添削者からは「言い回しが固い、単語の選択がエレガントでない」との指摘があり、大々的に修正の入った添削原稿をお客様に納品した結果、お客様のパートナーであったフランスの企業の方に、コピーの内容がグッとよくなったとの好評を頂きました。直訳の、日本語版キャッチコピーの心を伝えていなかったフランス語からは感じられなかったメッセージが、添削後のフランス語からは存分に感じられたためでしょう。
キャッチコピーなど、感覚的な表現による日本語をフランス語にする際には特に、日本語力、フランス語力に共に優れた専門家による対応が欠かせません。

(K.T.より)

  

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