ネイティブによるポルトガル語のテープ起こし

ネイティブによるポルトガル語のテープ起こし

クロスインデックスには、リサーチコンサルティング部、通訳翻訳部という2つの事業部がございます。
このコラムは、通訳翻訳部のコーディネーターによる、日々の業務を通しての雑感です。

  

[2010/06/12]    私にとって、最初に触れたポルトガル語は、もう十数年も昔に放送されていた大河ドラマの最後に流れていた“Ate breve! Obrigado!”「また会いましょう。ありがとう」という一言でした。それから時間はずっと下りますが、学生時代、ボサノヴァの「イパネマの娘」を歌いたくて、ポルトガル語の歌を何度も聞き、ポルトガル語テープ起こしならぬカタカナでの文字起こしをしたのですが、結局最後まで、歌えるようにはなりませんでした。
ボサノヴァはブラジルポルトガル語の歌ですが、一方のポルトガル本国にも、哀愁漂うファド(ポルトガル民俗歌謡)があります。ブラジルのボサノヴァと、ポルトガルのファド。その発音は、同じ言語でありながら、大きく異なっています。
ですから、ポルトガル語テープ起こしをする時、まずどこのポルトガル語なのかを確認することはとても大切なことです。ポルトガル語テープ起こしは、本国のポルトガル語なのか、ブラジルポルトガル語なのかを確認することはもちろんですが、かつての属国であるマカオでもポルトガル語が話されていますので、それぞれの場所で育ったネイティブにテープ起こしを依頼するのが理想的です。

(K.M.より)

  

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