ドイツ語文書の校正について

ドイツ語文書の校正について

クロスインデックスには、リサーチコンサルティング部、通訳翻訳部という2つの事業部がございます。
このコラムは、通訳翻訳部のコーディネーターによる、日々の業務を通しての雑感です。

  

[2010/11/19]    ドイツ語を使用としている国は、ドイツ連邦共和国だけではありません。ドイツ語オーストリア共和国スイス連邦リヒテンシュタイン公国ベルギー王国ルクセンブルク大公国と、広い範囲において使用されている言語です。
それぞれの国で用いられる文語のドイツ語に際立った違いはありませんが、ドイツ語文書の校正作業を行う場合は念のため、校正後のドイツ語文書が最終的にどの国に向けて発信される予定であるかを確認しています。
書簡のような親しい間柄同士で取り交わされる文書を扱う場合には、文体に地方性を出した方がより親しみが沸き、読み手に好感を持たれるような文章に仕上がる事があります。そのため、こうしたドイツ語文書の校正には、文書の仕向け国出身のドイツ語校正者が取り組むのが理想的です。
校正者選びや作業方式決定のポイントは文書の種別のみではありません。クロスインデックスでは、納期や納品フォーマットなどに関しても十分なヒアリングを行うことにより、価値ある言語サービスの提供を実現しています。

(Y.M.より)

  

→ アップデート記事一覧へ

  


ページの先頭へ