フランス語のリライトについて

フランス語のリライトについて

クロスインデックスには、リサーチコンサルティング部、通訳翻訳部という2つの事業部がございます。
このコラムは、通訳翻訳部のコーディネーターによる、日々の業務を通しての雑感です。

  

[2010/06/15]    6月から9月には、フランスの大学へ留学するために提出する書類など、お客様が書いたフランス語リライトしてほしいというご依頼やお問合せを多くいただきます。フランスでは6月から夏休みに入る前までが学年度末にあたり、提出物が非常に多い季節です。
私がフランスへ留学中に、フランス語で文章を書く時によくネイティブから注意されたのは、先に日本語を書かず、直接フランス語で書き進めなさいということでした。一旦日本語で論文を書いてからフランス語に翻訳する作業を行うと、時間のロスですし、日本語的発想で書かれたフランス語文章になり、フランス人の読み手には非常に回りくどい印象を与えてしまうとのことでした。
フランス語リライトとは、文章をより論理的、効果的、そして読み手に伝わりやすい表現に根本から書き直す作業です。フランス語ネイティブであれば誰でもできる作業というわけではなく、フランス語の表現力はもちろんのこと、読解力と、何の目的のためにリライトするのかも熟知していないと対応できない作業です。

(Y.M.より)

  

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