同時通訳に必要な資質

同時通訳に必要な資質

クロスインデックスには、リサーチコンサルティング部、通訳翻訳部という2つの事業部がございます。
このコラムは、通訳翻訳部のコーディネーターによる、日々の業務を通しての雑感です。

  

[2010/06/17]    様々な言語の翻訳を承る中で、ドイツ語の翻訳というお仕事は、よく承るものの一つです。また、ドイツ語の翻訳のみならず、それをA全版のパネルにしたい、小冊子、観光ガイドのリーフレットとしてまとめたいので、ドイツ語DTPソフト編集デザインを行うというお仕事も頂いております。
日本語400文字は、英語200ワードに相当し、ドイツ語は英語より2割程度多くなる、というのが、一般的に言われています。そのため、日本語版、英語版、ドイツ語版の編集デザインDTPを行うと、それぞれページ数が異なったり、一枚に併記する場合には、ドイツ語だけ長い、ということになってしまいます。
こういう場合は、例えばドイツ語の敬語表現を少し削ったり、重複した文言を代名詞に置き換えたりと、様々な涙ぐましい努力が必要となります。また、エスツェットや、ウムラウト記号が正常に表示されない場合もあります。その場合は、代替文字を使うことがほとんどですが、そうすると、またさらに原稿が長くなるというジレンマがあります。
また、ロゴや冊子のデザインなど、ドイツのものはとても洗練されているため、ドイツ語編集デザインを承る場合は、極力、ドイツ人のオペレーターに頼むようにしております。

(K.M.より)

  

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