テレビ放送での逐次通訳

テレビ放送での逐次通訳

クロスインデックスには、リサーチコンサルティング部、通訳翻訳部という2つの事業部がございます。
このコラムは、通訳翻訳部のコーディネーターによる、日々の業務を通しての雑感です。

  

[2010/07/07]    テレビ放送での逐次通訳には、語学力、通訳能力、知識という逐次通訳の基本的な三つの要素に加え、発話者の言葉に込められたメッセージや、気持ちを通訳する能力も必要になってきます。
ミュージシャンやタレントなど外国人アーティストのアテンド通訳の延長として、テレビ放送の現場に入る逐次通訳者も多くいます。遠く異国の日本まできてくれた外国人が、何のためにその放送に出演しているのか。事前にしっかりとコミュニケーションをとり、信頼関係を築くことでテレビ放送逐次通訳は成功します。
また、日本人のコメディアンが何か面白いネタを披露して、会場がわっと沸いた時。素早く外国人にその内容を伝え、面白さを共有してもらえる訳出の瞬発力も求められます。テレビ放送逐次通訳は、様々な技術のつまった、奥の深いものと言えるでしょう。

(K.M.より)

  

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