親戚言語が多いロシア語翻訳

親戚言語が多いロシア語翻訳

クロスインデックスには、リサーチコンサルティング部、通訳翻訳部という2つの事業部がございます。
このコラムは、通訳翻訳部のコーディネーターによる、日々の業務を通しての雑感です。

  

[2011/07/19]    英語と米語でかなりの違いがある、という話はよく知られていますが、ロシア語翻訳の際にも、地方性や姻戚関係にある言語を参照する必要に迫られる場合があります。なにしろ地球上の陸地面積の1/6を占めていた旧ソ連の公用語であるロシア語を知り、翻訳することは、ひいてはスラヴ世界の文化に接することを意味します。かつては文字を持たない言語だったロシア語の文字はキリル文字。ベラルーシ語、ウクライナ語、ブルガリア語は文字もキリル文字を基本とする親戚言語です。
ブルガリア語の文献翻訳のご依頼をいただいた時のクライアント様は原文をロシア語の文献だと思われていました。文字や語彙がほぼ同じなので無理からぬことです。ロシア語翻訳と併せお気軽にご照会をお願いします。

(N.T.より)

  

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