多くの島嶼から成るフィリピンでの調査

多くの島嶼から成るフィリピンでの調査

クロスインデックスには、リサーチコンサルティング部、通訳翻訳部という2つの事業部がございます。
このコラムは、通訳翻訳部のコーディネーターによる、日々の業務を通しての雑感です。

  

[2011/08/22]    フィリピンは多くの島嶼から成る国土に9000万人以上の人口を有する農業国で、外貨収入を現地の観光業と、1000万人と言われる海外出稼ぎ労働者から本国送金に頼る、東南アジアでも最貧国の一つでした。
この地下資源や製造業に乏しいフィリピンの産業構造が前世紀末のアジア通貨危機の際にはむしろ幸いして、フィリピンはIMF管理体制の対象にはなりませんでした。
このため、他のアジア新興工業国ほどフィリピン経済への打撃が大きくはなく、その後の回復は順調で、IT産業やBPO産業、軽工業などの労働集約型の産業がフィリピンでは急成長しました。フィリピン現地語タガログ語、旧宗主国の言語であったスペイン語等が一部で話されている他、英語が通じることも大きな強みです。
フィリピンでの調査には現地のローカルな人的資源に通じたクロスインデックスのネットワークをご活用いただけます。

(N.T.より)

  

→ アップデート記事一覧へ

  


ページの先頭へ