フィリピンでの調査エキスパート

フィリピンでの調査エキスパート

クロスインデックスには、リサーチコンサルティング部、通訳翻訳部という2つの事業部がございます。
このコラムは、通訳翻訳部のコーディネーターによる、日々の業務を通しての雑感です。

  

[2011/09/07]    おびただしい数の島々から成る国土と、9000万人以上の人口を持つフィリピンは、かつては現地の観光資源と、1000万人を数える国外出稼ぎ労働者からの本国送金に外貨収入を頼る、東南アジアでも最貧国の一つでした。この地下資源や製造業に乏しいフィリピンの産業構造が前世紀末のアジア通貨危機の際にはむしろ幸いして、フィリピンはIMF管理体制の対象にはなりませんでした。このため、他のアジア新興工業国ほどフィリピン経済への打撃が大きくはなく、その後の回復は順調で、IT産業やBPO産業、軽工業などの労働集約型の産業がフィリピンでは急成長しました。
フィリピン現地語のタガログ語、旧宗主国の言語であったスペイン語等が一部で話されている他、英語が通じることも国としての大きなアドバンテージです。フィリピンでの調査には現地の人的ネットワークに明るいクロスインデックスをご利用下さい。

(N.T.より)

  

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