ネイティブ話者のタイ語のテープ起こし

ネイティブ話者のタイ語のテープ起こし

クロスインデックスには、リサーチコンサルティング部、通訳翻訳部という2つの事業部がございます。
このコラムは、通訳翻訳部のコーディネーターによる、日々の業務を通しての雑感です。

  

[2011/09/15]    タイ駐在の日本企業が会議を主催する場合、使用言語は英語が一般的でしょう。しかし、ネイティブ話者のタイ語を耳にされたことがあればご存知のように、タイ語には独特の響きとイントネーションがあります。
英語でのコミュニケーションに慣れたタイ語話者であれば分かりやすい英語を話してくれる場合もありますが、普段あまり英語を使わないタイ語話者の英語は、タイ語と全く異なった音韻体系をもつ日本語を母国語とする日本人には聞き取りづらいことがあります。
ですから、タイ語のテープ起こしは勿論のこと、タイ人の話す他言語のテープ起こしにも、タイ語を母国語とするテープ・ライターの力が欠かせないのです。タイ語のテープ起こしには、英語や日本語の能力の高いテープ・ライターをアサインするのはそのためです。
後々再生して誰かに聞かせることを目的に極力クリアに作られた音声データと違い、テープ起こしの音声は参照と記録のために録音されたものです。タイ語テープ起こしには、タイ語を良好な条件下で完璧に聞き取れる、さらに高度なリスニング力が求められることもあります。
クロスインデックスがご依頼いただいたタイ語テープ起こしの案件は、こうしたマルチな才能とスキルを持ったタイ語テープ起こしのスペシャリストによって遂行されます。我々通訳・翻訳コーディネーターは、そんなタイ語テープ起こしのドラマに思いを馳せながら、お客様には高品質の完成品を誇りと共にお届けしております。

(N.T.より)

  

→ アップデート記事一覧へ

  


ページの先頭へ