タガログ語と英語が公用語であるフィリピンでの調査

タガログ語と英語が公用語であるフィリピンでの調査

クロスインデックスには、リサーチコンサルティング部、通訳翻訳部という2つの事業部がございます。
このコラムは、通訳翻訳部のコーディネーターによる、日々の業務を通しての雑感です。

  

[2011/10/20]    フィリピンは大小無数の島々から成る国土に9000万人以上の人口が住む農業国です。観光資源と1000万人と言われる海外出稼ぎ労働者から本国送金に外貨獲得手段を頼る、東南アジアの最貧国でした。
鉱物資源に乏しく鉱工業の割合が低いフィリピンの産業構造が20世紀末のアジア通貨危機の際にはむしろ幸いして、フィリピンはIMF管理体制の対象国からは外されていました。このため、フィリピン経済への影響が他の東南アジアのNIES諸国ほど深刻な波及はありませんでした。その後のフィリピン経済の立ち直りは早く、IT産業やBPO産業、軽工業などの産業が急成長しました。旧宗主国の言語であったスペイン語等が一部で話されている他、フィリピン現地語のタガログ語と、英語が公用語です。フィリピンでの調査には現地のローカルな人的資源に通じたクロスインデックスのネットワークをご利用下さい。

(N.T.より)

  

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