分野に対応したイタリア語のテープ起こし

分野に対応したイタリア語のテープ起こし

クロスインデックスには、リサーチコンサルティング部、通訳翻訳部という2つの事業部がございます。
このコラムは、通訳翻訳部のコーディネーターによる、日々の業務を通しての雑感です。

  

[2011/10/25]    イタリア語は比較的リスニングの容易な言語に部類します。日本語に似ていて、音素が少なく発音自体は単純なためです。但し、テープ起こしの作業ではその言語の音韻体系や発音の特徴よりも、話者が話題としている領域やテーマが何かによって、テープ起こしの担当者を選任しなければなりません。
同じイタリア語であっても、芸術の領域とエレクトロニクス分野、金融業界人と料理人とではそれぞれ話すトピックが非常に異なり、語彙や専門用語だけではなく、言い回しや慣習的な表現の発想自体も大変違うからです。テープ起こしに限らず、全ての言語サービスには、各々専門分野とその周辺知識もが技能の一部として要求されるのも頷けることと推察致します。

(N.T.より)

  

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