5つの声調を持つタイ語の通訳派遣

5つの声調を持つタイ語の通訳派遣

クロスインデックスには、リサーチコンサルティング部、通訳翻訳部という2つの事業部がございます。
このコラムは、通訳翻訳部のコーディネーターによる、日々の業務を通しての雑感です。

  

[2011/10/31]    狭義に言うタイ語はシナ・チベット語族のカム・タイ語派に属するとされますが、タイ語形成時期タイ人と中国人との接点が不詳であり、学術的には未だ断定されておりません。
欧米の学者を中心にタイ語をオーストロ・アジア語族に位置付け、オーストロ・タイ語に属すると言う説もあります。文法的特質からは孤立語に分類され、タイ標準語では5つの声調を持ちます。広義ではラオス語も含み、タイ・ラオス国外で広義のタイ語を母語とする人々は中国、ミャンマー、ベトナムに住むタイ系諸民族であり、タイ・ラオス国内では華人や少数民族、タイ南部のマレー系民族でも、母語ではないが堪能に話せる人も多いです。語彙はサンスクリット語・パーリ語からの借用語が多く、その他英語、クメール語、モン語、ミャンマー語、中国語(主に潮州語などの南方方言から)、マレー語、日本語からの借用語も多く、外来語はタイ語の語彙の総数3分の2を占めるとも言われています。
タイ語通訳派遣のご要望でも多く戴く案件は、日本国内よりも寧ろタイ現地でのタイ語通訳派遣です。クロスインデックスではタイ現地でアテンドするタイ語通訳派遣のご手配を日本国内でお請けしております。

(N.T.より)

  

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