ドイツ語話者のテープ起こし

ドイツ語話者のテープ起こし

クロスインデックスには、リサーチコンサルティング部、通訳翻訳部という2つの事業部がございます。
このコラムは、通訳翻訳部のコーディネーターによる、日々の業務を通しての雑感です。

  

[2011/11/07]    今やドイツの企業などが国外に向けて情報発信する場合の使用言語はすっかり英語になってしまった観があります。それでもなお、対外的にもドイツ語で記述された科学技術文書は非常に多く、かつ話し言葉としてドイツ語によって発表される情報や、ドイツ語での会談や講演も多数あります。
クロスインデックスでも、今日多くのドイツ語テープ起こし業務をお請けしております。もっとも、「ドイツ語」のテープと言っても、必ずしもドイツ人が発話し録音した媒体(テープ)とは限らないところがドイツ語テープ起こしの難しいところです。所謂「ドイツ語」と呼ばれる言語は、実は欧州のドイツ語圏地域の地方毎で使用されている多様な方言の総称であり、「ドイツ語」には純然たる「標準語」というものが存在しなかったりするのです。話者によって大きく異なる言語であるドイツ語は、例えばドイツ人同士であればお互いに方言も大体理解出来ますが、スイスのドイツ語圏で話されている「ドイツ語」は「ドイツ人」にはさっぱり通じない、といった現象があり得るのです。「ドイツ語」のテープ起こしはそれ故、どのような「ドイツ語」のテープ起こすかによって、担当者を決めなければならない場合があります。クロスインデックスは、どのような「ドイツ語」話者のテープ起こしも応需致します。

(N.T.より)

  

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