地域によるポルトガル語の同時通訳

地域によるポルトガル語の同時通訳

クロスインデックスには、リサーチコンサルティング部、通訳翻訳部という2つの事業部がございます。
このコラムは、通訳翻訳部のコーディネーターによる、日々の業務を通しての雑感です。

  

[2011/11/15]    16世紀に渡来した南蛮人の言葉としていくつかの単語が日本語に取り入れられていることからも日本人には親しみのあるポルトガル語ですが、ポルトガル語同時通訳者も、どの国や地域の出身のポルトガル語話者であるかによって、同じポルトガル語でも話者のアクセントの相違から、リスニングの得意、不得意の傾向が発生します。
従ってポルトガル語同時通訳者の手配には、当日の派遣先で通訳するべきポルトガル語がどの国や地域が多数を占めるのかなどを事前に、充分確認させて戴いております。

一言でポルトガル語圏と言っても、それを母語とする話者人口は2億人を数え、それを公用語とする国は、発祥の欧州はイベリア半島ポルトガルの他、南米ブラジルからアフリカのモザンビークやアンゴラ、赤道ギニアなど、アジアではマカオや東ティモールなど、ポルトガルを旧宗主国とする諸国が世界中に散らばっています。話者在住地域がこれだけ広範囲に及ぶ為、同じポルトガル語でも、地域によって語彙やイディオム、発音、イントネーションから文法まで相違が見られます。
ポルトガル語同時通訳者は、如何なる地域のポルトガル語であってもその地域の同時通訳が要求されます。クロスインデックスがアサインするポルトガル語同時通訳者は、常にその要求に耐えうる通訳者からセレクトしています。

(N.T.より)

  

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