国や地域によるスペイン語の通訳派遣

国や地域によるスペイン語の通訳派遣

クロスインデックスには、リサーチコンサルティング部、通訳翻訳部という2つの事業部がございます。
このコラムは、通訳翻訳部のコーディネーターによる、日々の業務を通しての雑感です。

  

[2011/11/22]    スペイン語通訳派遣案件で多いのは、スペイン語圏でもやはり人口構成に比例して、ラテン・アメリカのスペイン語通訳派遣です。わが国では歴史的にメキシコやペルー、アルゼンチンなどに移民を送り出した経緯がありますので、同じスペイン語圏でも欧州のスペインよりラテン・アメリカのスペイン語圏の方に繋がりが強く、馴染みもある訳です。
これら欧州のスペイン語と、中米、南米のそれとは各々方言の相違が色濃く見られます。また北米にもスペイン語を母語とする話者は多数在住しており、その他アフリカやオセアニア、東南アジアではフィリピンでも一部スペイン語話者が存在します。
かつての世界帝国スペインの海外領土であった国や地域では、今なおスペイン語が話されており、やはりそれぞれローカルな特色があります。話し言葉として発音やイントネーション、音韻体系、文法、ボキャブラリーやイディオム、それらの用法などもバリエーションに富み、書き言葉としても綴りが異なったりします。それだけにスペイン語通訳派遣では「どの国や地域のスペイン語」を通訳するかによって、手配する通訳者を選定する必要があります。
それらのいくつかに通じた通訳者も存在しますが、やはり通訳者の母語が対象言語である方が、より望ましい場合が多いのです。クロスインデックスは、それらを考慮に入れ、最適任のスペイン語通訳者をアサインします。

(N.T.より)

  

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