タイの祝祭日

タイの祝祭日

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[2012/05/08]    海外進出すると、現地の祝祭日の習慣に戸惑うことが多い。タイ祝日はどのようになものがあるのだろうか。

タイは一般的に仏暦が使用されており、西暦2012年はタイの仏暦で2555年となる。祝祭日の由来を見ると、仏教関係や国王生誕などが多い。祝祭日には、官公庁、一般企業、学校などは休みとなるが、小売り店舗やデパートなどは基本的に年中無休である。なお、土曜日や日曜日に祝祭日が重なると、月曜日が振替休日となる。

以下は、タイの2012年の主な祝祭日であるが、これ以外にも王族の法事などで突発的な休みが設けられる場合があるため、ニュースをまめにチェックしたい。

  • 1月1日 新年:タイの大晦日・正月は、テレビで高位の僧侶の説法が流されるなど、静かに迎えられる習慣である。
  • 1月23日 春節祭(中国歴正月):国が定めた祝日ではないが、タイは華人系が多いため、休業する会社も多い。
  • 4月13日~15日 タイ正月「ソンクラン」:全国で水かけ祭りが行われる。地域によっては1週間ほど続く。
  • 5月1日 メーデー:国が定めた休日ではないが、民間企業は休みとなる。
  • 6月4日 仏誕節:御釈迦様が誕生し、悟りを開き、死去したとされる日で、仏教関係の祭日では最も尊い日とされる。
  • 8月3日 入安居:僧侶が修行に入る日で、街中で僧侶の姿を見かけなくなる。
  • 12月5日 国王誕生日:現国王(ラマ9世)の生誕を祝う祝日で、街中が王室を象徴する黄色で埋め尽くされる。また、この日は父の日にもなっている。

  

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