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このコラムは、リサーチ・コンサルティング部のコンサルタントによる、日々の業務を通しての雑感です。
[2012/05/10] フィリピンの物価は、日本と比較すれば安いと言える。マニラのような大都会とその他地域とで異なるが、大体日本の物価の数分の一から10分の一といったところであろうか。
しかしフィリピンの場合、単純に物価が安くて住みやすいとはいえない面がある。地元フィリピン人の所得が物価に比較しても低いからである。物価が日本の数分の一でも所得が十分の一であれば、物価高に苦しむほか無い。特に最近は物価が上昇し生活は苦しくなっているようである。
フィリピンの物価が安いため定年後の生活をフィリピンで、と考える日本人は多いが、物価の比較を単純に考えると危険である。フィリピンの物価が日本の数分の一でも、日本人がフィリピンで生活していくには安全面の確保も含めてコストが掛かる。生活費としては、大体日本の3分の一程度の出費は覚悟しなければならないだろう。
ガバレッジ国 | 141 ヶ国 |
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エキスパート国籍 | 138 ヶ国 |
対応言語 | 340 言語 |
エキスパート | 14,369 名 |
海外提携企業 | 421 社 |