ベトナムを起点に発展する海運港湾を利用した貿易

ベトナムを起点に発展する海運港湾を利用した貿易

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このコラムは、リサーチコンサルティング部のコンサルタントによる、日々の業務を通しての雑感です。

  

[2012/05/10]    ベトナムとの貿易は、世界との貿易に繋がるのではないだろうか。このような予感をさせるのが、2009年にベトナムのメコンデルタに建設されたカイメップ・チーバイ港である。

この大水深ハブポートの建設には、日本のODAが大いに貢献している。今後の貿易・物流において期待できる役割は、南シナ海周辺諸国のコンテナ貨物を、ベトナム初の直通として欧米幹線ルートへ中継できることである。欧米航路の運航は、商船三井によって操業される予定である。

ベトナムに直通の欧米航路ができたことで、物流コストの削減が期待でき、また貿易の多様化・活性化が予想される。タイのレムチャバン港やマレーシアの港湾と並んで、今後のベトナムのカイメップ・チーバイ港は、貿易・物流の舞台として注目に値する。

  

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