南アフリカの消費者の主役である中間層の台頭について

南アフリカの消費者の主役である中間層の台頭について

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このコラムは、リサーチコンサルティング部のコンサルタントによる、日々の業務を通しての雑感です。

  

[2012/05/14]    アフリカの中でも南アフリカは、所得水準が比較的高く、富裕層ばかりではなく、中間層も各種消費財の消費者として期待できる一大市場である。特に、南アフリカ新中間層は、“ブラックダイヤモンド”と呼ばれ、従来の富裕層とは異なる有望な消費者層として見られている。

2011年の南アフリカ消費者物価指数は5.0%で、2010年の4.3%を上回る勢いである。南アフリカにおける経済成長の結果、国民の所得が向上し、富裕層中間層を中心とした消費者の購買力が高まっていることを表している。一方で、南アフリカではここ5年間のインフレ水準は、年率4~11%程度となっており、富裕層中間層以外の貧困層の生活は厳しくなってきている。

  

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