メキシコIT化の進展 – 貿易のペーパーレス化

メキシコIT化の進展 – 貿易のペーパーレス化

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このコラムは、リサーチコンサルティング部のコンサルタントによる、日々の業務を通しての雑感です。

  

[2012/05/14]    メキシコ政府は、IT化の一環として、2012年3月1日からペーパーレス関税を本格始動した。ペーパーレス関税の申請には、メキシコへの輸入許可を管轄する官庁(経済省、SAT関税総局、エネルギー省等)に対し、インターネット上の「デジタル窓口(Ventanilla Digital)」を通じて許可申請手続きを行うこととなる。

メキシコ政府IT化を象徴する具体的手続きとしては、まずメキシコ通関時の申告に添付する書類は、全てPDF形式にし、税関の電子システムに事前送信する必要があることが挙げられる。また、インボイス等の書類も、申告前に電子データとして送信しなければならない。

メキシコにおけるIT手続きの義務化は、2012年6月1日と予定されているが、ペーパーレス通関は2012年1月16日から可能になっている。

  

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