ロシアの東方進出の歴史

ロシアの東方進出の歴史

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このコラムは、リサーチコンサルティング部のコンサルタントによる、日々の業務を通しての雑感です。

  

[2012/05/14]    ロシア歴史の中で、16世紀末に始まった東方進出、すなわちシベリアや極東へのロシア領拡大の動きが一つの大きな特徴として浮かび上がる。ロシアの東方進出の結果、欧州と極東地域を結ぶシベリア鉄道が建設され、ロシアを通じた人、物の流れるルートが出来上がった。

他方、寒冷地帯にあるロシアは、冬にも凍結しない不凍港を求めて南下政策を採った歴史がある。東方進出のみならず、大国であるロシアの海洋進出に脅威を感じた西欧諸国はこの動きを阻止しようとした。その結果、ロシアはトルコ、英国、中国、日本などと戦争を繰り返す歴史を歩むこととなった。

  

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