アフリカと中国の関係

アフリカと中国の関係

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このコラムは、リサーチコンサルティング部のコンサルタントによる、日々の業務を通しての雑感です。

  

[2012/05/17]    中国アフリカ諸国に対する進出が活発化してきている。中国アフリカに対する進出は、主に資源国に対する進出が中心である。中国アフリカとの関係は1960年代のアフリカ諸国の独立の頃からあるが、最近では中国の経済が急激に成長し、国内でのエネルギー資源の消費量が増加したため、アフリカから石油などの資源を求める需要が高まったことにより、より積極的な進出が見られるようになってきた。

中国アフリカ進出の一つの特徴は、アフリカの資源獲得のための開発プロジェクトのみならず、それに付随して、港湾までの道路工事や資源を中国に運搬するための港湾設備の整備まで手掛けるところにある。結果として、アフリカ各国中国の建設業者が進出し、多くの中国人アフリカに居を構えることとなっているが、現地では習慣や考え方の違いなどからトラブルも生じているようである。

  

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