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このコラムは、リサーチ・コンサルティング部のコンサルタントによる、日々の業務を通しての雑感です。
[2012/05/17] 中東の資源として、一番初めに思い浮かぶのは石油である。世界の石油生産量のトップは、サウジアラビアで、4位にイラン、8位にアラブ首長国連邦(UAE)、9位にクウェートと中東諸国がトップ10の中に4カ国も入っている。中東のGDPは基本的に石油資源による収入が中心となっている。これらの石油資源に頼った経済構造は、石油価格の変動に左右される。そのため、石油資源を単に輸出するばかりではなく、加工後の工程を見据えるなど、これまでの枠組みを超えた石油資源の開発が求められる。
他方、降水量が少ない中東地域においては、北アフリカに見られるような太陽光発電プロジェクトも期待できる分野である。特に、石油資源のないシリア、レバノン、ヨルダンなどでは、太陽エネルギーという新分野の資源に注目したビジネス展開には期待ができる。
ガバレッジ国 | 141 ヶ国 |
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エキスパート国籍 | 138 ヶ国 |
対応言語 | 340 言語 |
エキスパート | 14,369 名 |
海外提携企業 | 421 社 |