トルコ語は習得しやすいか

トルコ語は習得しやすいか

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このコラムは、リサーチコンサルティング部のコンサルタントによる、日々の業務を通しての雑感です。

  

[2012/05/17]    近年、成長著しいトルコだが、トルコ語は世界ではどのように使用されているのだろうか。

トルコ語は、トルコ共和国に限らず、周辺国のブルガリア、ギリシャ、キプロスなどでも使用されている。トルコ系移民はドイツをはじめ欧州各地に集住しているため、使用地域はさらに広い。公用語人口としては世界第20位(約5000万人)に入り、キプロス、マケドニアなどでの使用に加え、2012年3月にはコソボのプリズレン市で公用語化されている。

日本語とトルコ語の共通点はいくつかある。まず文法面では、「てにをは」に相当する助詞が名詞の後につく。また、動詞の末尾が活用変化する点も共通している。発音については、一部特殊な文字があるが、基本的にローマ読みである。このため、トルコ語は日本人にとって比較的習得しやすい面がある。

トルコ共和国内では、英語のほか、ドイツ語が通じる場合が多い。これは、ドイツで就労するトルコ人の数が多いことによる。

  

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