メキシコシティのなりたち

メキシコシティのなりたち

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このコラムは、リサーチコンサルティング部のコンサルタントによる、日々の業務を通しての雑感です。

  

[2012/05/18]    メキシコシティは、1,479平方キロメートルの広大な面積に人口約2,000万人を抱える世界的な大都市である。四方を山に囲まれた盆地であるが、このメキシコシティが実は元々大きな湖であったことはご存じだろうか。

14世紀の古代アステカ帝国の時代、メキシコシティの大部分はテスココ(Texcoco)湖であり、湖内の島の上に首都テノチティトラン(Tenochtitlan)があった。テノチティトランは1325年に建設され、高度な技術を持つ都市だったとされる。

その後、16世紀初頭のスペイン人上陸によりアステカ帝国は消滅し、17世紀以降は湖の干ばつと排水が進み、現地のメキシコシティとなった。

メキシコシティの標高は約2,200メートルで、昼夜の気温の変化が大きい。ただ緯度は低いため、気候は年間を通して温暖である。メキシコシティの気候は雨季と乾季に分かれ、メキシコシティ南部の山岳地帯は降水量が多い。

  

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