メキシコシティといえばソカロ

メキシコシティといえばソカロ

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このコラムは、リサーチコンサルティング部のコンサルタントによる、日々の業務を通しての雑感です。

  

[2012/05/18]    メキシコのランドマークと言えば、メキシコシティの中心にあるソカロ(中央広場)である。正式名称は「憲法広場」で、一片が200メートルを超える広大な空間に、メキシコの歴史的建築物が立ち並んでいる。

ソカロの東側には、国立宮殿が臨める。この建物は、アステカ帝国を征服したスペイン人が建てた居城で、現在は大統領官邸として使用されている。

ソカロの西側には、年月の流れを感じさせる巨大なホテル(マジェスティック・ホテル)が鎮座し、さらに西に進むと国立芸術院宮殿、ラテンアメリカン・タワーなどの壮観が楽しめる。

ソカロの南側には連邦区庁舎がある。ちなみに、メキシコシティは連邦特別区(Distrito Federal、D.F.)として他の31州から分けられている。

ソカロの北側には、ラテンアメリカ最大のカテドラル(大聖堂)がそびえている。カトリック教の総本山であり、200年以上をかけて建設され、各時代の建築様式が取り込まれている。他には、アステカ帝国時代の宮殿の遺跡(テンプル・マヨール)なども見ることができる。

メキシコシティのソカロは、アステカ帝国の時代から重要行事が行われてきた由緒ある場所であり、訪れればその重量感が味わえるだろう。

  

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