多民族国家インドネシアの中の華人・華僑

多民族国家インドネシアの中の華人・華僑

クロスインデックスには、リサーチコンサルティング部、通訳翻訳部という2つの事業部がございます。
このコラムは、リサーチコンサルティング部のコンサルタントによる、日々の業務を通しての雑感です。

  

[2012/05/18]    インドネシアは、世界第4位の約2億4,000万人の人口を有する国家であり、約300以上の民族から構成される。このうち、最大の民族がジャワ人で、インドネシアの総人口の44%を占めている。その他、スンダ人、マドゥラ人、マレー人などの民族を総称してプリブミ(太陽の子、原住民の意味で、非華人を指す)と呼ぶ。これに対して、人口の5%程度と割合は少ない華人・華僑であるが、インドネシア経済では重要な役割を占めている。華人・華僑は、東南アジア諸国などのインドネシア国外にいる華僑や中国本土や台湾の地縁・血縁などを通じた広大なネットワークを構築している。このため、インドネシアでビジネスを成功させる際には、華僑や華人のネットワークをうまく活用することが重要だと言われている。

  

→ アップデート記事一覧へ

  


ページの先頭へ