タイの工業団地に関して

タイの工業団地に関して

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このコラムは、リサーチコンサルティング部のコンサルタントによる、日々の業務を通しての雑感です。

  

[2012/05/18]    2012年4月に、東芝がタイの304の工業団地にディスクリート後工程(組み立て)を行う新工場を2012年の7月に着工し、2013年春に竣工予定であると発表した。それにより、現在バトゥンタニ県バンカディ工業団地に立地する現地法人の東芝セミコンダクタ・タイ社の移転を決定した。

この304工業団地は首都バンコクから北東に約140km、海抜15-20mの場所に位置している。近隣に大きな河川はなく、これまでも洪水被害を受けなかった地域である。

この工業団地の特徴としては、タイ国でベスト5の規模を有し、節税恩典を受けることが出来る「B.O.Iゾーン3」工業団地である。また農村からの労働力供給が多いタイ北部に近いため、労働力が確保しやすい上、本工業団地では労働争議が一度も発生していない。

304工業団地周辺には大手商業施設やセブンイレブン等のコンビニ、主要各銀行支店、各国料理など設備も充実している。

  

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