インドネシアの工業団地への進出

インドネシアの工業団地への進出

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このコラムは、リサーチコンサルティング部のコンサルタントによる、日々の業務を通しての雑感です。

  

[2012/05/21]    インドネシアの首都ジャカルタ(Jakarta)周辺の工業団地が活況を呈している。日本や韓国をはじめとする海外企業の投資による新規進出や既存企業の工場増設計画などが進行している。そのための工業団地視察に訪れるビジネスマンも増えている。

2011年は日本の商社が整備した工業団地群に、震災の影響のある日本からの引き合いが急激に増加したこともあり、土地価格が高騰した。このため工場の操業に必要な土地が工業団地内ではなかなか確保できない状況にある。また、インドネシア工業団地で必要とされる電力需要が急激に増加している。同様に、港湾設備、道路、空港などの拡充も課題になっていることから、インフラの拡充計画が立てられている。このように、インドネシアでは工業団地整備と団地への入居が増加することにより、建設を中心に新たな需要が生じ、好循環な景気サイクルが期待できるだろう。

  

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