マサチューセッツ州の経済的魅力

マサチューセッツ州の経済的魅力

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[2012/05/21]    アメリカにおけるマサチューセッツ州の位置づけと、日本との関係はどのようなものだろうか。

マサチューセッツ州Massachusetts)は、アメリカ大陸の北東部に位置し、アメリカ第13位の人口(654万7,629人:2010年国勢調査)を抱えている。マサチューセッツ州の面積は、アメリカ第44位(23,934平方キロメートル)と比較的小さいが、アメリカ独立戦争の発端の地であるなど、歴史的な存在感は大きい。

マサチューセッツ州の主要産業は、ライフサイエンス産業(医療、バイオテクノロジー)、知的産業(IT、法律、研究)などである。マサチューセッツ州は教育の地として名高く、ハーバード大学、ケンブリッジ大学、ボストンラテンスクールなど、多数の名門校を擁する。また、2012年の大統領選挙に出馬しているウィラード・ミット・ロムニー候補(Willard Mitt Romney)の出身地であり、州民皆保険制度導入法が全米で初めて成立している。

マサチューセッツ州には約100社の日系企業が進出し、IT、バイオテクノロジー、金融、運輸など分野で活動している。進出の魅力としては、ボストン、ニューヨーク、国際空港(ブラッドリー国際空港)へのアクセスの良さ、通信・流通インフラの充実、地価や人件費の手ごろ感など、多くの利点がある。日本とマサチューセッツ州の文化交流面では、現在13の姉妹都市関係がある。

  

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