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このコラムは、リサーチ・コンサルティング部のコンサルタントによる、日々の業務を通しての雑感です。
[2012/05/21] トルコ進出・商談においては、どのような交渉が展開されるのだろうか。
トルコへ観光に行くと、粘り強い客引きに遭遇する場合があるが、ビジネスの進出・交渉の場においても、その駆け引きは遺憾なく発揮されると考えていい。
トルコ人の交渉の一例として、あえて極端な要求から始める場合がある。その目的は相手の反応を確認するためで、対応法としては事前に目標値を定めておき、粘り強く交渉と妥協を繰り返すことである。トルコ人に対しては、高圧的な態度は得策ではなく、経済的利益の他に、ビジネスによって生じ得る影響力や権威、敬意などもアピール点となる。
トルコでの使用言語については、商談の場では大抵英語で通じる。しかし、相手の英語・日本語力が不明確な場合は、通訳者を手配し、短文や明確性を意識してゆっくりと話すことが必要となる。
ビジネス進出にせよ観光にせよ、海外では世界相場としての円の強さから、買い物に気が大きくなりがちだが、「日本人価格」ではなく「現地の適正価格」で取引できるよう、十分な事前準備と交渉の意思が必要だろう。
ガバレッジ国 | 141 ヶ国 |
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エキスパート国籍 | 138 ヶ国 |
対応言語 | 340 言語 |
エキスパート | 14,369 名 |
海外提携企業 | 421 社 |