中東の石油戦略

中東の石油戦略

クロスインデックスには、リサーチコンサルティング部、通訳翻訳部という2つの事業部がございます。
このコラムは、リサーチコンサルティング部のコンサルタントによる、日々の業務を通しての雑感です。

  

[2012/05/21]    日本人の多くが中東から連想するのはビジネスとしては石油産業があるだろう。サウジアラビア、イラン、クウェートなど中東には豊富に石油を埋蔵する国が数多く存在する。第次世界大戦以降、中東石油の価格は、欧米の国際石油資本による支配、石油輸出国機構(OPEC)による増産など多分に政治的にコントロールされてきた。

また、中東石油価格は紛争やテロなどのリスクにより大きく高騰する可能性がある。逆に、中東における政治的な決定や動き、治安や紛争などに関する情報の取得は石油関連ビジネスでは最も重要な業務だと言える。情報をいち早くつかむことができれば、価格の乱高下で利益をつかむことも可能かもしれない。その際には、中東情勢が如何にして石油価格に関わってくるのかを分析することが不可欠になってくる。

  

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